催促メールの書き方:角を立てずに確認する
催促の目的は相手を責めることではなく、止まっている作業を進めることです。前回の依頼日、依頼した内容、今回お願いしたい行動を短く示します。返信がないだけで「忘れている」「無視している」と決めつけないようにします。
例1:取引先からの返信を確認する
件名:お見積りのご回答状況について(10月18日ご依頼分) 佐藤様 お世話になっております。山田です。 10月18日にお願いしたお見積りについて、現在のご状況を伺えますか。 恐れ入りますが、10月24日までにご回答いただけますと幸いです。 本メールと行き違いでご返信いただいておりましたら、ご容赦ください。
元のメールを返信形式で引用すると、相手が対象を探しやすくなります。今回の期限が当初より短い場合は、その事情を事実に基づいて説明します。
例2:締切前に資料の提出を確認する
10月25日締切の資料について、念のためご連絡いたします。準備にあたり確認が必要な点がございましたら、お知らせください。
締切前なら未提出を責める表現は避けます。単なるリマインドと、期限を過ぎた催促では書き出しを変えましょう。
例3:期限を過ぎた社内の確認依頼
昨日が確認期限の申請書について、現在の状況を教えていただけますか。本日中の確認が難しい場合は、対応可能な日時をお知らせください。
「早くしてください」より、希望する時刻や代わりに必要な情報を明確にします。相手が上司の場合でも、業務上必要な確認は遠慮しすぎず、対象と期日を示します。
表現の強さを調整する
| 避けたい曖昧な表現 | 目的が伝わる表現 |
|---|---|
| まだですか。 | 現在の進捗を教えていただけますか。 |
| なるべく早く。 | 10月24日15時までにご回答いただけますか。 |
| 何度も言っていますが。 | 10月18日、21日にお願いした件について、改めてご連絡します。 |
再度連絡しても反応がないときは、送信先や迷惑メールへの振り分けを確認し、必要に応じて電話等の別の連絡手段を検討します。メールの敬語を強くするだけでは解決しないこともあります。
よくある質問
「ご確認いただけましたでしょうか」は失礼ですか?
確認状況を尋ねる表現として使われます。作業の完了が必要なのか、状況だけ知りたいのかで言い方を分けます。「ご確認の状況をお知らせいただけますか」なら求める返答が明確です。
請求の催促にも同じ文章を使えますか?
金額、請求書番号、期日、入金確認時点を実際の記録に合わせて示す必要があります。このページの返信確認例を、そのまま支払督促として使わないでください。